前回(遺伝子組み換え(GM)食品やモンサントの除草剤ラウンドアップ(グリホサート)禁止の訴え)に引き続き、ゼン・ハニーカットさんの講演会資料(PDFファイル全39ページ)を掲載させていただきます。(情報提供:山本文子様)
※PDFファイルが表示されるまで少し時間がかかります。※画像左下に表示される矢印ボタンで次のページに進めます。 Zen-san_Tokyo 2018_rev1215
以下は山田元農林水産大臣がFacebookに投稿したものです。
『米国を変えた母親ゼンハニーカットさんの講演は衝撃的な内容でした。長くなりましたが是非最後迄読んでシェア拡散して頂けませんか。
ゼンさんの子供はアレルギーで彼女は食べ物に気をつけていましたが、次男のボダイ君が突然急、に怒りだしたり、成績が下がる等自閉症の症状に陥った。病院に連れて行き検査したら、なんと腸内細菌から神経を害するとされているクロストリジームが検出されたそうです。
ゼンさんは、米国では小麦を収穫前にラウンドアップを散布、枯らすので、息子の自閉症は小麦のラウンドアップの主成分グリホサートが原因ではないかと考えたのてす。
仏国のカーン大学のセラリーニ教授の実験では、グリホサート5.2ppbで胎児の体重と同量の海老が死んだので、最近増加している流産の原因のひとっ走りではないかと指摘されています。
ゼンさんはボダイ君にパン等の小麦製品食べさせるのを避けたところ、なんと4か月で劇的に自閉症の症状が改善されたのです。
それから、ゼンさんはこのことを明かにしたいと自分と子供たちの尿の検査に挑戦、ようやく1年後に検査することができたそうです。
なんと自分からは76ppb.ボダイ君からは196ppbのグリホサートが検出されたのです。ちなみにppmとppbの違いはppbはppmの千分の1の単位です。
今回の講演ではボダイ君も一緒で、会場で「今ではすっかり元気で成績も上がった」と挨拶、皆から喝采を浴びていました。
彼の現在のグリホサートの検出結果は限界値に近い8.6ppbまて下がっているそうです。
モンサントはそれまで、グリホサートは植物の光合成を遮断して枯らすものの、動物、人間には影響はないと主張してきました。
ゼンさん家族の検出結果に依って、モンサントの説明は嘘であることが明かになったのです。
それからゼンさん達は動き出しました。
お母さん達に呼びかけて、尿の検査を始めたのです。
そして、遺伝子組み換えでないオーガニックの食品を求めて、月に1万円の購入する運動、マムズアクロスアメリカの為に全国を2回回ったそうです。
カリフォルニアでも、お母さん達は5年前迄はオーガニック、ノンGMOの食品を買うことが難しかったが、今ではどこのスーパーでも溢れるようになりました。
私がゼンさんに案内して頂いたカリフォルニアのマザーズマーケットの写真を参照して下さい。
米国ではお母さん達のグリホサートの検査をもとに、学校の整備士ジョンソンさんが末期癌になったのはラウンドアップの為だと裁判も提起されました。
8月、裁判の判決が出てモンサントは320億円の支払を命じられました。米国では同様な裁判が9800件も起こされ、連日大きく報道されているそうです。
EU各国でも大ニュースでモンサントを買収したバイエルの株価は4割も下がり、ついに先日農業部門を中心に1.2万人のリストラを発表。
独、仏、伊、欄国等33ヶ国がグリホサート、ラウンドアップの使用を禁止を表明したのです。
ロシアは遺伝子組み換え食品の輸入を禁止しました。
中国も米国からの輸入小麦のグリホサートの残留農薬基準を0.2ppmにまで下げたので収穫前のラウンドアップの散布小麦は事実上輸入できなくしたのです。
ところが日本だけは、昨年の暮れこっそりとグリホサートの残留農薬基準を物によっては400倍に緩めて、小麦は6倍30ppm迄にしたのです。
考えられません。米国の25ppmよりも緩めて、これでは日本の子供はあまりにも可哀想です。
水道水も0.5ppbで人間に影響があるそうです。
どうでしょう。私達も早速グリホサートの検査、今では尿ではなく毛髪の検査でもできるそうです。
1.Detox Project
世界でグリホサート等の農薬残留を調べようとするNPO非営利団体。(対象:水、食品、髪の毛)←人体残留測定可能。
https://detoxproject.org/testing/
2.一般社団法人農民連食品分析センター
(測定対象:食品、水、土壌など。人体の測定については現在照会中)
一緒に始めませんか。水道水も。
以上です。